2015年1月6日火曜日

なんかいろいろ反省。作るって難しい(嫁のウォレット編2・完結)


いろいろあって、嫁のウォレットは完成しました。
ピンクの革は、実際に使ってみるとかなりやわらかく、それだけではしっかりと形あるもの作るには適していない感じがしたので、オレンジのオイルレザーを芯入れ兼ねて使っています。縫い糸も赤がいいのかなと思っていましたが、白を使ったほうが手縫い感も出てかわいらしくなると思い採用しました。

で、今回は製作工程を全然撮れていません!
めっちゃ難しかった!
めっちゃ難しかった!!
めっちゃ難しかった!!!(´・ω・`)

慣れている人にとってそうでもないことも、初心者の僕には、あれ?あれ?の連続でした。そう、少し組み合わせが増えるだけで、製作工程がどんどん複雑になったんです。

貼り合わせる順番を間違えると大変なことに

前回の手帳カバーもキーケースも、基本構造はあまり変わりません。
手帳カバーの場合は、手帳を差し込むための内側の革を縫うときに、ペンホルダーも一緒に縫うことを忘れなければ、致命的なミスはないです。キーケースの場合は、ボタンを隠すようにするので、ボタンの取り付けを先にするという点さえ守れば、これも致命的なミスは発生しないと思います。

しかし、今回は違いました。
型紙を作る段階でも、貼り合わせる順番は意識したり、そのための縫うマージンを考えながら作ったつもりです。(型紙はこちらからダウンロード可能です。

しかーーーーーし!型紙をプリントアウトして、切り抜きしちょっと組み合わせてみると、あれ?これって一体どうやって縫うのん?ということに。
大まかに考えると、プラモデルを作るのと同じで完成状態から大枠のパーツに分けます。その大枠のパーツを組み立てるのに、小さなパーツをそれぞれ完成させていけば作れるハズ。
しかし、プラモデルとちょっと違うのは、その小さなパーツを完成させるため縫うのが、別の大枠パーツの裏と同時に縫い合わせる必要があったりするんです!たぶん。

いや、革用のミシンでも使って作るんでしたら、そうやって作ってもよさそうなんですが、いかんせん手縫いなので、ちょっと感覚が違います。
小分けパーツで革を3枚重ねたものと2枚重ねたものを作って、最後にまた5枚重ねて菱目打ちをガッツンガッツンやって縫うなんて、ちょっと違うんじゃないかと。
この辺、本当に上級者の方に教えて欲しいです。作り方なんて、人それぞれだよっ!と言われればそれでしまいですが。

ピンク革のへにゃへにゃさに苦戦

これも今回難しかった点。コインケースの壁?部分を縫い合わせるのに、ポニ男くんは使えないし、菱目打ちもしにくいし、その菱目もちゃんと合わないし、型紙でテストしても革には厚みがあるから勝手が違うし。
と、この部分が一番苦労したかもしれません。
それでも、完成したときの達成感は今のところ、一番あったかもしれません。
形としては、一番きれいに(斜めになってたりしない)できていますし、縫い目もきれいです。お札をいれる内側には、お札を出し入れしやすいように「内布」なるものが縫われていますが、どうやって縫い込むかもよくわからないので、クラフト紙を縫い込んだらどうなるだろう?という実験も行ってみています。
相性もよく、出し入れは格段にしやすくなっていますが、内側に縫い目があるので、そこにひっかかりがあったりします。

コバ磨きの考え方も考えさせらされました。全部のコバを磨くつもりでしたが、へにゃ革の部分なんかは磨きにくいし、縫い合わせてしまうと磨けない箇所もあります。
また、革によっては、磨くと風合いが損なわれるものもあります。
そんなことにも気がついた、作品作りでした。

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