はい、夏休みも突入し、いったいあのカバンはいつできるのか!?とお怒りのみなさま、やっとこさ完結編でございます。
上の写真が完成品でございます。
長かった・・・。
カバン作るのも、
ブログ書くのも。(´・ω・`)
カバン本体とかぶせだけで、19のパーツに分かれているがゆえに、
一部はのぞくけど、1枚1枚コバも磨かないとアカンは、
バラバラのパーツをつなぎ合わせるために、ぎょーさん(関西弁でたくさんの意)縫わんとアカンはで、何度心が折れたことか・・・・
バラバラだったパーツをこんな感じでつなぎ合わせていきます。
箱の展開図を組み立てていく感じですね。
ちなみに、裏から見るとこんな感じです。
要は、革の裏から当て革をつけて縫っていくわけなんです。
これが大変!展開図(つまり平面)であったときは、根性でひたすら縫えばよかったのですが、立体にした途端、縫いにくいのなんのって。
これ、プロの方にどこの順番で縫えば一番ラクだったのか聞いてみたいです。ホンマ。
しかし、ここを縫うのにどうやって菱目を打てばエエねん!!!!!
今となれば「菱ぎり」なるもので、穴を開ければよかったんですが、そんな知識もない中の作業。そんなときも、ヤツが手を差し伸べてくれました。
そう、国語辞典!!
めっちゃちょうどいい高さやし、ほどほどのクッションになってくれるので菱目打ちの音も軽減してくれるしで、サイコーでゴキゲンなヤツでした。
この工程が終わってすぐに、菱ぎりを買いに行ったけど。
ともかく、内布を縫いこんでようやく完成。内布のピッタリ加減に、すべての苦労が報われた気がしました。
あ、ベルトのことを忘れていましたが、なんなく取り付けられて完成です。
気がつきましたか?
正面の丸いポッチのような革がまだ縫えていなかったんです。
数日、気がつかずこのままでしたwww
ちなみに、このカバン。出張のときに、財布など小物入れとして持って行きました。
徳島のコンビニで買い物をした際に、主婦であろう店員さんが
「あれ?これ手縫いで作られたんですか?すごくいいですね!」
と褒めてくれました。メッチャてれてれしながらコンビニを後にしましたとさ。
この作品にはいっぱい反省点がありましたねー。
いや、反省点より新しく学んだことがいっぱいでした。
- 箱など立体物を作るのは、ちょっと勝手が違う
- 何より組み立てる(縫い合わせる)順番をちゃんと考えないと作られない
- 菱ぎりいるわー。超いるわー
- 意外に革を染めるのは難しくない(素人趣味レベルでは)
- 面倒だけど、ロウ引き糸じゃない方が僕は好き
などなど。次の作品をお楽しみに。
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