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2015年8月13日木曜日

あとはひたすら縫うのみ!(端革で作るパッチワークかばん5:完結編)


はい、夏休みも突入し、いったいあのカバンはいつできるのか!?とお怒りのみなさま、やっとこさ完結編でございます。
上の写真が完成品でございます。

長かった・・・。
カバン作るのも、
ブログ書くのも。(´・ω・`)

カバン本体とかぶせだけで、19のパーツに分かれているがゆえに、
一部はのぞくけど、1枚1枚コバも磨かないとアカンは、
バラバラのパーツをつなぎ合わせるために、ぎょーさん(関西弁でたくさんの意)縫わんとアカンはで、何度心が折れたことか・・・・


バラバラだったパーツをこんな感じでつなぎ合わせていきます。
箱の展開図を組み立てていく感じですね。

ちなみに、裏から見るとこんな感じです。


要は、革の裏から当て革をつけて縫っていくわけなんです。
これが大変!展開図(つまり平面)であったときは、根性でひたすら縫えばよかったのですが、立体にした途端、縫いにくいのなんのって。
これ、プロの方にどこの順番で縫えば一番ラクだったのか聞いてみたいです。ホンマ。


当て布だらけでぶっさいくな上、カバンに手をつっこんだら感触が悪いので内布をつけています。初めてカバンをつくるわりに、この辺はちゃんと考えてみました。
しかし、ここを縫うのにどうやって菱目を打てばエエねん!!!!!
今となれば「菱ぎり」なるもので、穴を開ければよかったんですが、そんな知識もない中の作業。そんなときも、ヤツが手を差し伸べてくれました。


そう、国語辞典!!

めっちゃちょうどいい高さやし、ほどほどのクッションになってくれるので菱目打ちの音も軽減してくれるしで、サイコーでゴキゲンなヤツでした。
この工程が終わってすぐに、菱ぎりを買いに行ったけど。


ともかく、内布を縫いこんでようやく完成。内布のピッタリ加減に、すべての苦労が報われた気がしました。
あ、ベルトのことを忘れていましたが、なんなく取り付けられて完成です。


気がつきましたか?
正面の丸いポッチのような革がまだ縫えていなかったんです。
数日、気がつかずこのままでしたwww

ちなみに、このカバン。出張のときに、財布など小物入れとして持って行きました。
徳島のコンビニで買い物をした際に、主婦であろう店員さんが
「あれ?これ手縫いで作られたんですか?すごくいいですね!」
と褒めてくれました。メッチャてれてれしながらコンビニを後にしましたとさ。

この作品にはいっぱい反省点がありましたねー。
いや、反省点より新しく学んだことがいっぱいでした。

  1. 箱など立体物を作るのは、ちょっと勝手が違う
  2. 何より組み立てる(縫い合わせる)順番をちゃんと考えないと作られない
  3. 菱ぎりいるわー。超いるわー
  4. 意外に革を染めるのは難しくない(素人趣味レベルでは)
  5. 面倒だけど、ロウ引き糸じゃない方が僕は好き
などなど。次の作品をお楽しみに。

2015年4月7日火曜日

初めての染色で、いろんな道具をオシャカに。(端革で作るパッチワークかばん2)


さて、今回のショルダーカバン制作で初めて行うのが「染色」です。
専門学生の時、髪の毛を金髪にしたときもなんだかドキドキしましたが、今回もドキドキしました。人間の本能なのでしょうか。

今回利用したのは、写真に写っている「クラフト染料・赤」です。
これ以外にも、塗るためのハケやいらない(と思われる)お皿、(絶対いらないハズがない)計量カップ、(最近使っているところを見たことがない)ゴム手袋、(実家から取り寄せた)古新聞などです。
基本的に、染料を行うと使った道具などは基本的にオシャカですね。計量カップを洗って戻そうとしたらムスコに怒られました。

肌色のヌメ革が真っ赤に。
ちなみに、色をつけるのに「染料」と「顔料」と2種類あります。
あまり意識しないのですが、そういやそうだなと思いましたので、ちょこっと書いておきます。簡単に言うと「色に染めるのが染料」「色を塗るのが顔料」って感じでしょうか。
染料は、繊維などに染み込ませて染色します。なので、金属など「染み込む」要素がないものに染色することができません。
顔料は、その表面を覆う膜を塗ることで着色します。形あるものには何にでも色をつけることができますが、剥がれます。

染色1回目
いろんな情報では、染色は1度ではできないとのこと。しかも、いきなりガッツリ染めようとするとムラが出るなど不具合が出るので、薄めて何度かにわけて染めるのがよいそうです。
まだ人の言うことを素直に聞ける初心者なので、半分ぐらいに薄めて塗ってみました。このために計量カップを使ったんですねー。染料は恐ろしいですねー。使った計量カップは未だにうっすらピンクです。牛乳をいれるといちごミルクに見えなくもないですが、飲む気が起こりません(´・ω・`)

染色2回目。色が濃く見えるのは乾いてないからだと思われ・・・
で、いくつか塗るとエアコンの下で乾かし、その間に他のパーツを塗って。と何度か繰り返し。革は生きモノですので、均質というわけにいかず、2回目でいい色に染まる素直な子もいれば、4回塗ってそこそこ染まった子もいました。表面がなんだか水を弾いている感じな子もいましたね。

また、塗っている途中で気がつきました。

  • コバ磨きをしないとダメだから、横は塗っても意味ないじゃん?
  • あれ、コバ磨きしてトコノール塗っても染まるの?
  • というか、本裁ちしてから染めた革って縮まってんじゃね?
  • つーことは、仮裁ちしてから染めて、本裁ちしてコバをやすりがけして、染色してからコバ磨きってことじゃね?
これが本当に正しい順なのかもよくわかっていませんでしたが、明らかにダメってことでもないでしょう。
驚いたのが、革の縮みでした。平均3回ぐらい、水性系染料をベトベト染み込ませるのだから、よくよく考えると縮んで当然です。ちなみに、11cmの革ですが、3mmほど縮んでいました。3mmって大したことないわー。とか思っていましたが、パッチワークカバンって各パーツの縫い目が揃わないと、メッチャ目立つんですねー。
幸い、縮んだパーツは3枚ほどでしたので、背面パーツに回すことで目立つことは避けられました。

表面を染色してから、本裁ち。コバだけ元の革の色。
そんなに奥深くまで染み込むってことはないんですね。

今回役に立ったのが、木の板×2枚。
変なところをヤスリがけすると、染めた革を削るハメに。


すべてのパーツを染め上げることができれば、最後にレザーフィックスなるもので色留めを行います。これを塗っておかないと、カバンがよく擦れる服に色がついたり、カバンの色も落ちてくる・・・気がしたので塗っておきました。
ほんのちょびっとだけ、光沢が出たような気がします。そういえば、光沢なしというタイプもあった気が。でも、そんなにテカテカにはならないのでご安心を。

レザーフィックスを塗ってからコバにトコノールを塗って磨けばいいのか、はたまたその逆なのか、未だによくわからず。違いを試すほど材料やヒマがあるわけでもないし。
ホンマ、革細工オフ会ってどこかでやってないかな。

次は、革細工なのにお裁縫に挑戦です。

2015年4月6日月曜日

かばんを作りたいのに、大きい革は高いんです。(端革で作るパッチワークかばん1)

溜まっている制作ネタをちょっとずつ書いていきます。
今回から始まる、「端革で作るパッチワークかばん」は、制作におよそ1ヶ月半。毎日作れていたわけではないのですが、今まで作っていた小物と比べるとなかなかに時間がかかりました。

いきなりですが、これが完成品。
今回作ろうと思っていたカバンは、小さなショルダーカバン。
出かけるときに、サイフ(2つ折りと小銭入れ)、定期入れ、キーケース、携帯とiPad miniか文庫本1冊が入る程度の容量。
カバンに最低限必要なものをバサバサっといれて、「ちょっと行ってきまーす!」といって出かけるのが僕の行動定番。そのお出かけのお供が欲しかったのです。

しかし、小さいながらもカバンを作るには、それなりの大きさの革が必要です。
iPad miniを縦もしくは横に入るサイズなら、22cm正方ぐらいの面積が必要。それが前と後ろ。マチも作らないといけないし、フタ?カバー?をどう作るかによってでも、必要な革の大きさは変わるな・・・
と、以前に買った比較的大きな革を見てみると、25cm×40cmほど。ほんの微妙に足りない・・・

そこでふと浮かんだのが、愛読書「手縫いでつくる革のカバン」の中にパッチワークでつくるカバンってのが載っているのを思い出しました。もしかしたら、大きな革1枚で作らなくてもいけるかも!!



というわけで引っ張り出してきたのが、以前購入した牛ヌメ革の端革。
ブックカバーを作るにもちょっと大きさが足りず、長サイフを作るには分厚すぎる感じな端革たち。ついに、こいつらを活かせる時がきました。


前面・背面は22cm正方の大きさ。これを11cm正方の革を縦横2枚ずつに繋ぎ合わせて作ります。これなら11cm正方の大きさが切り出せれば革を有効に使えます。
マチ(側面・底面)は、6cm×11cm。これも2枚縫い合わせて作っていきます。

で、ショルダーカバンですので、ベルトをどうしようかと。
東急ハンズにいって、ベルト用の革を見てみるのですが、それだけで3,000円かかりそうです。よし、だったらベルトもパッチワークにするか。と切り出しているのが上の写真。ベルトをパッチにするなんて見たコトないけど、見たコトないものを作らないとハンドメイドの意味ないしな。とひたすら切り出していきました。

ただのヌメ革のカバンでは面白くないし、かわいくもないので、今回初めて「染色」なるものを行いました。この次は、染色の様子を書きます。