バネホック無事に着いたところで、パーツを縫い合わせていきます。
そこで出てくるのが今回からの新しいアイテム。いや、友と呼ばせていただこう。
レーシングポニーの「ポニ男(ぽにお)」です!
早く呼びすぎると「ポニョ」っぽくなるので注意が必要です。
今までは、革を縫うのにヒザで挟んで縫っていました。それそれで、腹筋と大臀筋が鍛えられるのですが、まったく意図していない筋トレは僕の流儀に反します。たぶん。
このレーシングポニーは僕のヒザ代わりとなって、革を支えてくれます。
支えてくれたところに、僕がまたがって作業をするわけです。その様はまるでお馬に乗っているが如しです。ゆえに、レーシングポニー(レーシングはレース編みのlace。raceではない)とのこと。
ポニ男の怪力で革にキズや型がつくのを避けるため、いらない端切れ革を貼り付けています。製品の時点でやっとけよ。とちょっと思いました。
スゲぇぜ!早いぜ、ぽに男!
ぽに男を得た僕の作業効率は格段にアップ!そして、完成したキーケースが右。
糸も赤色にちょっと気分転換してみました。
ちなみに、サイズはお約束のピッチリピチの助。実際に鍵をつけてみると、ボタンを止める時にギリギリのサイズになっています。良いようにいうとジャストサイズです。
今回で、いろんな作業にいろんな工具が必要なこともわかりました。作ってみてわかることもたくさんあります。実は写真の中央、少し盛り上がっていますね。この裏側はバネホックのボタン頭があるんです。本来なら、頭なしのボタンを使うとこんなカッコ悪いものにはなりません。
そういう細かいことに気がつくと、今持っているいろんな製品が、いろんな工夫でいっぱいであることに気がつきます。
モノづくりの奥は深く、楽しいです。
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