いきなり順番を間違えていることに気がつきました。
それは、床処理です。床処理とは革の裏面をキレイにする作業ですが、本来おおまかな裁断が終わって、本裁断を行う前に床処理をします。
いや、実際はちゃんと順番通りにしてますが、記事を書く順番を間違えただけです。
(`・ω・´)キリッ☆
床処理にはトコノール
で、写真を撮るの忘れましたwww
要はトコノール(写真右)を床面に塗って、薄く伸ばして広げます。トコノールは、ワックス・糊・合成樹脂でできているとのこと。要は毛羽立ちを糊でペタッとさせるだけなんですね。
ところで、この作業、最初は知らずに裁断用のカッターマットの上で作業をしていました。当然、トコノールがはみ出て汚すのを防ぐためですが、カッターマットもなんか汚くなる。しかも拭いても、マットの表面がデコボコザラザラなのでちゃんと落ちない!!
そういや、この作業はアクリル板でやるって本にも書いてたな・・・
しかし、アクリル板ってカッターマットサイズともなると以外に高い。そこで考えたのが、100円ショップに売っているA3サイズクリアホルダー(2枚入り)!!これなら安いし、拭いたらすぐキレイになるしで大助かりです。
トコノールを塗って伸ばしたあと、しばらく乾かしますが革が反ってくるのを防ぐため、本来ならアクリル板で押さえますが、僕はA3クリアホルダーを敷いてその上に本やマンガをおいています。
半乾きの状態になったところで、木製スリッカーやプラスチック製ヘリ磨きの平らなところを使って磨きます。そうすると、ツルッツルになってきます。
本裁断をしてからコバ磨き
コバとは、革の裁断面のことをいいます。これをキレイにするのがコバ磨きです。たぶん、レザークラフトする人はみんな、この作業をしているときは悦に入っていると思われます。キレイにすると見栄えがよくなる他手触りもよくなります。もちろん、革というのは薄い組織が何層にも重なっているので、それがばらけるのを防ぐ効果もあると思われます。
で、これを磨くのに使うのもトコノールです。
革の裁断面にトコノールを塗り、半乾きのところでゴシゴシと磨きます。
革を貼り合わせる箇所は貼り合わせてから、さらに2枚の革を揃えるように革を重ねて裁断して、ヤスリをかけて整えてからトコノールを塗ります。
今回はあまり革が重なるところが少ないので、貼り合わせる前にコバ磨きをしてしまいました。必要に応じて、後からもコバ磨きをしますが、パーツによっては貼り合わせたり塗った後では処理しにくいところがあります。そういうところは先にコバ磨きをしてしまいます。
このゴシゴシ磨くのは「やわらかい布」で磨きます。と本やいろんなブログでも書かれています。そこでいつも僕は思います。
やわらかい布って具体的にどんな布やねん!
だって、どんな布だってやわらかいですやん?おろしたてのフェイスタオルもやわらかいやん?秋祭りに履く?まわしの布もやわらかいやん?
と、結局たどり着いたのは、いつも着ている肌着(イオンのあたたかインナー)でした。ちょうど、年末で「新年迎えるから新調するかー」とゴミ箱にポイしたシャツをレザークラフト用に採用しました。
パーツをキレイにしたら、次は縫い合わせの前処理、念引き・菱目打ちです。
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