2014年12月30日火曜日

4枚重ねで縫うのは大変(手帳カバー編3)

やっとこさ、縫う段階に入るんですが、まだ入りませんwww

まずは、パーツ化された革を並べて確認をします。右の写真が実際に並べた様子です。手帳カバーにペンホルダーをつけるため、位置をちゃんと確認しておきたかったんです。

今回のこだわりは、どうせ初めてで粗はありまくりなので、自分にとっての使い勝手のよさを考えました。
  1. お気に入りのLAMY万年筆がちゃんと収まる
  2. 万年筆はキャップと本体が外れてしまわないよう工夫する
  3. カバンにしまっていて、手帳が開き中がグシャッとならないよう工夫する
という点です。1はちゃんと大きさを測ってつくれば問題ないでしょう(後で問題ありと判明するが)。2は実際に起こったことで、カバンの中のあちこちにインクが着くという悲しい思い出があります。これは、本体を収めるホルダーもつくり、こちらには底を設けることで解決(底の作り方に困りましたが)。
3はペンホルダーを上下に2つつけ、左右に分けてつけることで簡易ロックができるようにしました。



さて、いよいよ縫うんですが、革って針でプスーっと通すんじゃないんですね。あらかじめ穴を空けておいて縫います。上の道具が「菱目打ち」ってヤツですが、これを革に当ててガンガン木槌で叩いて穴を空けます。

どれくらい穴を空ければいいのか、まだよくわかっていません。本当は、両端から穴の間隔ができるだけ均等になるよう調整をしながら打つそうですが、初めてではそんなこともわかりません。後から、合わないことに気がつくのですwww


ペンホルダーの部分拡大。何度も抜き差しするので、ホルダーの両端は2回しっかりと縫わないとダメなんだろうな。とは思っていたので、ここはしっかりと端に合わせて穴を空けています。それも、結局裏側は本体の革からズレていてちゃんと固定できていないことに後から気がつきました。みなさん、ちゃんと垂直に菱目を打っているか要注意ですよ(白目)

さて、糸を通します。
布を縫うときのものとはちょっと違います。
簡潔に言うと、糸を縫ってから糸を針に通し、糸を貫く。
というわけです。他のサイトを見たら詳しく載っているので、そちらをご参照ください。
ちなみに、初めて糸を通した時は何事もなくできたのですが、今は70%の確率で失敗します。糸が針からすっぽ抜けるんです。何故かがよくわからず、コツもわかっていません。いつか糸を通す神様が僕に降りてくることを願います。



さて、縫っていきます。革をヒザに挟み、革を立てて縫います。腹筋が必要です。お尻もメッチャ鍛えられます。ガチで次の日筋肉通になりました。
この革を固定する「レーシングポニー(通称:お馬さん)」なるものがあるそうです。いつか買ってみせます。


ちゃんと、ペンホルダーの端は2重に縫いました。ここは、本体を袋状にする部分に加え、ペンホルダーも一緒に縫うので、革が4枚に重なっています。
初めての僕にはなかなかの難所です。上に書いた「菱目打ち」を裏側(手帳内側)からも打ってしっかりと穴を空けておきました。どうなんでしょうね、裏側からも打つのって。ヘタな僕が打つと、表の穴をズラしてしまいそうです。誰かコメントでコツを教えてください。

本当は、この縫う前に接着剤でまずくっつけておくとか、菱目打ちの前にガイドラインを引く「念引き」ってヤツもあるのですが、写真を撮り忘れたので割愛。あまり面白い絵にならないし。どこかで取り上げるかもしれません。

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