今回から始まる、「端革で作るパッチワークかばん」は、制作におよそ1ヶ月半。毎日作れていたわけではないのですが、今まで作っていた小物と比べるとなかなかに時間がかかりました。
いきなりですが、これが完成品。 |
出かけるときに、サイフ(2つ折りと小銭入れ)、定期入れ、キーケース、携帯とiPad miniか文庫本1冊が入る程度の容量。
カバンに最低限必要なものをバサバサっといれて、「ちょっと行ってきまーす!」といって出かけるのが僕の行動定番。そのお出かけのお供が欲しかったのです。
しかし、小さいながらもカバンを作るには、それなりの大きさの革が必要です。
iPad miniを縦もしくは横に入るサイズなら、22cm正方ぐらいの面積が必要。それが前と後ろ。マチも作らないといけないし、フタ?カバー?をどう作るかによってでも、必要な革の大きさは変わるな・・・
と、以前に買った比較的大きな革を見てみると、25cm×40cmほど。ほんの微妙に足りない・・・
そこでふと浮かんだのが、愛読書「手縫いでつくる革のカバン」の中にパッチワークでつくるカバンってのが載っているのを思い出しました。もしかしたら、大きな革1枚で作らなくてもいけるかも!!
というわけで引っ張り出してきたのが、以前購入した牛ヌメ革の端革。
ブックカバーを作るにもちょっと大きさが足りず、長サイフを作るには分厚すぎる感じな端革たち。ついに、こいつらを活かせる時がきました。
前面・背面は22cm正方の大きさ。これを11cm正方の革を縦横2枚ずつに繋ぎ合わせて作ります。これなら11cm正方の大きさが切り出せれば革を有効に使えます。
マチ(側面・底面)は、6cm×11cm。これも2枚縫い合わせて作っていきます。
で、ショルダーカバンですので、ベルトをどうしようかと。
東急ハンズにいって、ベルト用の革を見てみるのですが、それだけで3,000円かかりそうです。よし、だったらベルトもパッチワークにするか。と切り出しているのが上の写真。ベルトをパッチにするなんて見たコトないけど、見たコトないものを作らないとハンドメイドの意味ないしな。とひたすら切り出していきました。
ただのヌメ革のカバンでは面白くないし、かわいくもないので、今回初めて「染色」なるものを行いました。この次は、染色の様子を書きます。
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